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思想家T氏が語る
(一の段などいらない)
2006.5.25


——  先生は以前、「1+1ほど難しい問題はない」とおっしゃっていました。「1−1」は、どうなんでしょう?
 これもまた、「0」と「おひさまの“日”」の二通りの答えが考えられ、「1+1」と同じぐらい難しいな。

——  では、「1×1」はどうですか?
 これは、答えは「1」に決まっとる。世界一、簡単な問題だと言えるだろう。

 大体、ある数字に1をかけるというほど簡単な計算問題はないのである。それなのに、学校教育では、一ケタのかけ算を「九九」と呼んで暗記させる。こんな馬鹿な話があるだろうか? 暗記するのは、二の段からで十分なのだ。

 「いんいちがいち、いんにがに、……」などとナゾな読み方で一の段を覚える。だが、こんなかけ算の計算結果は自明なのである。これはもはや、九九の読み方を覚えるために暗記していると言っても過言ではない。目的と手段が逆転しているではないか。

 二の段や三の段も、「2×2」「3×2」から始めたっていい。九九なんて、本当は64個だけ覚えれば十分なのだ。「六四」に改めてた方がいいのではないか。

——  なるほど。
 一の段を真顔で暗記しているのは、喜劇と言ってもいい。学校教育でこんなことをやっているというのは、日本の数学力の低さを世界に証明しているようなものだ。即刻、やめた方が良い。



数学者 さんのコメント:
「一の段を真顔で暗記しているのは、喜劇と言ってもいい」
むしろ逆。一の段を知らない者に積算を語る方がよっぽど喜劇的だ。
例えば、1メートル×5メートルの面積を出す場合を考えてみなさい。
No.15
単位元 さんのコメント:
「単位元」が何であるかということを示すために「一の段」は絶対に必要 No.14
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