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解散宣言・「正しい日本語を守る会」
申し訳ありません/申し訳ございません
2019.5.26
 「申し訳ない」という単語なので、「申し訳ありません」「申し訳ございません」という言い方は変である。これは、「つまらない」を「つまらございません」とか、「みっともない」を「みっともございません」と言っているのと同じだ。

 「申し訳ない」という謝り方は、なんとなくぞんざいな感じがして、「申し訳ございません」などという言い方がされるのであろう。だが、本来そんなことはない。「本当に申し訳ない」という謝り方は目上の人にも通用する適切な言い方だ。

 丁寧にしたい場合は「申し訳ないことを致しました」「誠に申し訳ないです」と言えばよい。どうしても「ございます調」にしたい場合は、「申し訳ないことでございます」などと言わねばなるまい。

 「申し訳ない」は不可分な単語であるが、「申し訳」という単語を使うなら「申し訳が立たない」が妥当であろう。この場合、「申し訳が立ちません」「申し訳が立たないことでございます」とすれば丁寧になるが、「申し訳ないことを致しました」の方が美しいことこの上ございません(笑)
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