Q
電子メールの「題名」「タイトル」には何を書けばいいのですか。
A:
電子メールには、E-mailでも携帯電話のメールでも、「題名」や「タイトル」という項目があります。これは、メールプロトコルで Subject という項目として規定されています。
しかし、電子メールを使っていると、しばしば、ここに何を書けばいいのか困ることがあります。そのようなときは、空欄で送信してもいっこうに構わないのです。
返信の時は相手の「タイトル」に「Re:」などを付加したタイトルを自動的にソフトがつけてくれますが、新規作成の時は、自分でタイトルを考えねばなりません。こうして無理矢理にタイトルを付けた結果として、私たちのメールソフトは、こんなしょうもないタイトルのメールが大量にたまっていくのです。
「Re: お久しぶりです」
「Re: こんにちは」
「Re: おつかれさまでした」
「Re: 先日の件」
考えてみれば、そもそも「手紙」には、普通は題名などありません。「拝啓、早春の候、……」といきなり始めていくわけです。ビジネス文書なら、題名がある場合もあります。「事業所移転のお知らせ」「システム障害に関するお詫びと報告」などです。しかし、手紙一般には、題名があるわけではないのです。
一斉送信するビジネス文書などであれば、タイトルにその要旨が書いてあれば、受け取った人が、そのメールを読むべきかどうかを判断することができます。
一方、知人が自分だけに送ってきたメールを、タイトルだけで読むか読まないかを決めるというのは異常なことです。タイトルはどうであれ、通常は全文を読むでしょう。ここで、結論や要件を端的にタイトルに書いてしまっては、奥ゆかしくない場合も多々あります。たとえば断りを入れるためのメールで、いろいろと事情を説明し言い訳をした上で最後に断るような構成にした場合、タイトルを「お断りします」にしてしまって良いのでしょうか?
タイトルに書くべきことがない場合には、空欄で出せば良いのです。その場合、相手方の画面では、「無題」とか「notitle」というような、味気ないテキストで表示されることになるでしょう。この点は、ソフト側に改善の余地があると言えます。
それでは、電子メールのタイトルとは何のためにあるのでしょうか。どうして、まるで必須入力項目かのようにして存在感を示しているのでしょうか。
電子メールは紙の手紙とは異なり、一覧画面から選択して、その本文を読むことになります。このとき、メールの差出人と日時が分かるだけでは、目的のメールを探しにくいという事情があります。タイトルが何かしら書いてあると、便利なのです。
そう考えると、メールのタイトルは、受領した本人がメールを識別するためのものとして、内容を読んだ上で適当に付ける方が適しているとも言えます。相手の付けたタイトルが内容を正確に反映しているとは、全然限りません。
ですから、メールのタイトルは、空欄でも当然、ということが常識になっていく方が、好ましい流れなのです。
制作者は、ここに書かれた内容の正しさを保証しません。不完全または誤った分析・思い込み・フィクション・ユーモアなどで書かれたものもあります。
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