8億4400万円で和解 青色LED発明対価訴訟
青色発光ダイオード(LED)を開発した中村修二・米カリフォルニア大教授(50)が、勤務していた日亜化学工業(徳島県阿南市)に特許権譲渡の対価の一部を求めた訴訟の控訴審は十一日、会社側が発明特許を承継する対価として六億円余りを支払うことなどを条件に、東京高裁(佐藤久夫裁判長)で和解が成立した。支払額は、遅延損害金を含めて約八億四千四百万円になるという。
産経新聞のサイトより http://www.sankei.co.jp/news/050111/evening/12iti001.htm
中村教授は怒り心頭であると会見で述べている。発明に対する対価を十分に払わないと日本で優秀な技術や技術者が育たないのは、その通りだろう。この問題は、企業と従業員の発明特許をめぐる戦いとして取り上げられ、本人たちもまたそれを認めるところであろうが、その問題はひとまず置いて、別の観点から少々コメントしたい。あらかじめ述べておくと、私がこれから書くことは少々観点がずれており、特に今この問題に際して取り上げるものではなく、特許というもの一般の話である。