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思想家T氏が語る
(バイオレンス漫画としてのドラえもん)
2005.3.3


——  「ドラえもん」の声優も総入れ替えするそうです。しかし、発表から30年以上経過し、21世紀になっても子供たちに夢を与え続けるマンガというのはすごいですね。
 確かに夢を与えてくれる面はあるかもしれないが、「ドラえもん」は害の方が多いのではないか。

——  害ですか? 有りもしないものに夢を抱くからですか。
 そんなことはどうでもいい。それより、のび太が、ジャイアンやスネ夫にいじめられ、先生に怒られ……というおきまりの構図が問題だ。

 大体、小学校はそんなに宿題が出ないだろう。だが幼稚園児が、毎日山のような宿題に苦しんでいるのび太を見ていると、小学校進学に期待が持てない。

 いじめの問題はもっと深刻だ。

 勉強もスポーツもできない子供が、ガキ大将とその鞄持ちに、仲間はずれにされていじめられるという設定は良くない。これは間違いなく、日本の学校でのいじめ問題を助長している。

——  確かに、ジャイアンやスネ夫は「のび太のクセに生意気だ」と、むちゃくちゃなインネンをつけていじめてますね。
 そしてその暴力の度合いもすごい。顔にパンチがめり込むほど殴られるのである。しかも、全く理不尽な理屈でもって。これはバイオレンス漫画と呼んでもおかしくないほどのものではないのか。

 暴力描写によるR15指定などがあるなら、ドラえもんこそ対象になるべきものだ。

——  そういえば、藤子不二雄氏の作品には似たような設定を持つものが少なくなかったような気がします。
 藤子不二雄氏は昔からそういう設定の漫画を書いてきたから、今の大人たちも慣れており、受け入れられるのだろう。だが、ドラえもんのような「いじめ漫画」が、もし近年に初めて発表されていたなら、「いじめシーンが強烈すぎる」と非難を浴びていたのではないか。



モナー さんのコメント:
R15の意味をお分かりですか?
ドラえもんにいつ流血表現が挿入されましたか?
No.22
いや さんのコメント:
ドラえもんだけでなく、弱者をないがしろにすることで揺さ晴らしする者が英雄になるアニメが目立ちすぎ! No.21
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